原田真裕美の魂ブログ/ Mayumi's Intuitive Blog

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気持ちを表現する

昨日はマイキーの学校で先生と懇談会がありました。
全然期待しないで行ったら、
すごい細かい内容で彼の成長を記録してくれていて、
おどろきました。

字を書くとか、絵を描くとか、物を作るとか、数を数えるとか、運動するとか、
そういったこととは別に、
4歳になった彼は、自分の気持ちを的確に表現することを
学んでいかないといけない年齢になっているんですね。
先生達も、自分の気持ちを正確に伝える「言い回し」
を教えてくれているようです。

子供は「言い方」を教えると、新しい道具でももらったかのように
どんどん使って、その効果を試して楽しんでいるようです。

例えば、2歳くらいから他の子供達とのやりとりの中で覚えたと思われのが、
”I'm not your friends anymore" と、"You are my best friend"で、

うまく一緒に遊べないと、「もう友達じゃない!」と言って泣き、007.gif
それから数分たつと、「ぼくたちは親友!」と言ってまた遊びを再開する010.gif
ということを、一日中やっていたんですね。
でもこの「もう友達じゃない!」って言われるのは
子供にとっては大ショックなのです。

2〜3歳までは、親が間に入って、
「そうじゃないでしょ、いつもお友達でしょ」とかなんとかいって
仲直りさせると、何もなかったかのように、すぐまた一緒に遊び始めるのですが、
4歳にもなると、言われたショックが長引くんですね。
なので、「もう一緒に遊びたくない!」と暴言するのを
そうじゃなくて、「今は一緒に遊びたくないけど、でも気持ちがおさまったら
またあとで遊ぼう」
"I don't wanna play with you now, but I'll play with you later when I'm ready"
と言うように、と先生に言われたようです。
そして、自分のイライラが治まったら、「準備完了〜!さっきはゴメンね」
といって、遊びを再開する、ということを学んでいるようです。
このI'm readyになるまで、自分の中で感情をプロセスする大切さも学んでいるわけです。

自分の思い通りにできなくて、"I'm Mad!"と爆発しているマイキーに、
マイキーは”Mad"じゃなくて、”Frustrated”しているんだよ。
と、その違いを説明したり、
「ゴメンってあやまったら、スッキリした〜!」という彼をみて、
こういうことって、大人でもできないことってあるよな〜
って思っちゃいました。

職場で、自分のフラストレーションを怒りに変えて
それで周囲の人に八つ当たりしてる上司や同僚の話をしょっちゅう聞きますから。031.gif

躾は基本的にコミュニケーション。
「ダメよ」といっても、本人が「ダメ」の意味がわからないと
何度も同じ事を繰り返す。でも根気よく「ダメ」なのと、その理由を繰り返す。
そして私の忍耐力尽きて、ブチキレてあきらめた頃に、
本人は、「ダメ」な意味を自分で発見したかのように、理解してくれます。

私の母が子供の頃は、
躾として叩いたり、お灸を据えたり、そんなことが当然だったようなのですが、
そんなことは幼児虐待である!と指摘される
今の時代に子育できて本当によかったです。

その子のペースに合わせて、ゆっくりでもいいから
小石を積み重ねるように成長してくれるのをサポートできるのが
一番いいかと思っています。
何をするにしても、I'm ready になってないのに、無理矢理やらされて、
できるようになったとしても、
やっぱり後から、感情ももつれや葛藤が浮上してきますから。

幼児教育として英才教育がもてはやされている時代ではありますが、
遊びを通してソーシャライズすること、感情表現する力を育てることの大切さを実感しました。
この時期にやっておかないと、大人になると、
すぐに仲直りするとか、何もなかったかのように忘れてやり直すとか、
できなくなっちゃいますから。

子供の気持ちを正確に捉えて、なんて表現したらいいか、
一緒に考えてあげる、と思うと、
たくさんの語録ができそうです。
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by haradamayumi | 2010-03-03 21:12 | Inspiration/インスピレーショ | Comments(13)
Commented by ゆる at 2010-03-03 22:22 x
とても興味深く読ませて頂きました。
日本語でもままならない時があるのに、違う言語で話す生活は時として、今日真由美さんがお話になっていた事と、かなり通じるところがあります。
自分の語彙が増えたら、自分の感情方法も増えていく。
表現方法がわかったら、出していける。
とてもいいお話ですね。
私も前向きに、語彙を増やしていこう。
そして使い方も学んでいこう。
ありがとうございました。
Commented by kotoe at 2010-03-03 23:37 x
こんばんは~。私も子育てに関して考えさせられることが多い毎日です。本当に子どもって、しつこくって、ダメと言ってもなかなかやめないですよね。でも子どもの自尊心とかを傷つけないように納得させるには、「わたしメッセージ」を伝えるといいそうです。「蹴ったらダメじゃない!」より「蹴ったら痛いからイヤだな~」みたいに。(「親業」という本より)
フラストレーションというと、肉親と子ども、子育てのことでバトルがあって、なかなか立ち直れなかったのですが、他でのフラストレーションも一緒にぶつけたみたいなところもあったので、自分をあまり責めないようにしようと思います。
発達障害のことが話題になってましたが、うちは夫がアスペルガー症候群で、本で読んで理解したつもりでも、つい自分のことは棚に上げて^^指摘してしまっていたんですが、最近ようやく、気持ちが落ち着いてきて、そうすると夫とも、関係が改善出来てきたかな~って思います。やっぱり、ど~んと両手を広げて、そのままを受け入れるしかないのでしょうね。
Commented by さくらまる at 2010-03-03 23:38 x
もう、うなづきっぱなしでした。
なかなか、子供に対して正しい気持ちの伝え方まで教えてやれないですが、言葉で伝えることの大切さだけは、いつも言っています。私も一人っ子の片親で母親とも中学になってから生活しはじめたこともあって、本当の核心でのコミュニケーションのとり方は難しく、周りをみていてもコミュニケーションをとるのが上手くない人とゆうのはたくさんいて・・尚更子供達には自分の気持ちを言葉で表現できるようになって欲しいと願います。
うちの3兄妹は、うらやましいくらい、けんかしたあと何事もなかったかのように仲良く遊び、三人でいればたいがいの事は協力しあって乗り越えてくれるだろう!なんて思えてきます。子供達に教わることのほうが、多く
見習わなくちゃいけないです。
Commented by ゆみ at 2010-03-04 01:06 x
I'mad と Frustrated との違いを説明しているということに、非常に共感してしまいました。


例えば、「怒り」という言葉を、「悲しみ」からくる怒りなのか、「腹が立つ」ところかくる怒りなのかと分けて考えることで、「怒り」の質が変わり、またその感情の解消方法も変わっていくもだと思います。


言葉を大切にしていきたいなぁ~と思いました。
Commented by Yummy at 2010-03-04 06:27 x
真裕美さんのおっしゃるとおり、根気がいることのですが
子供が納得して繰り返し言う。ほんと、こちらの精魂尽き果てそうに
なりますが、これが一番子供の心に響くみたいです。
心からわかってくれたときは、しみじみ嬉しくなります。
私の場合、自分の育ってきた環境を反面教師にして子育てしています。
子育ては、つくづく根気&親育てでもあるなと思います。
Commented by ぷるる at 2010-03-04 09:55 x
子育ては忍耐ですねー。
先日も6歳の娘を保育園に迎えに行き、棚の上の紙で造った
お雛様を見せたくて、私に抱っこしてもらってみていましたら
お友達の女の子が、「あー○○○だっこしてもらってるー」といわれて
傷ついたんでしょう。
そのあと「○○ちゃん嫌いー」なんてすこしプンプンしていたんです。
でもお庭に出て、別の話題になったらいつもどおりに話してるし。
その間、私はいやだったら気持ち言いなさい
「○○ちゃんも抱っこしてもらうことあるよね」って、言ったものです。
なかなか的確な言葉を選ぶのは難しいですね。

一人っ子や、三人兄弟の違い、性格もいろいろですし。
年齢や状況に応じて、与えてあげる言葉の大切さ、実感します。
Commented by きりん at 2010-03-04 11:21 x
日々の記帳って大切です。でも、私はここ数年、仕事をやめたくても
やめさせてもらえない状態で半分ノイローゼなんです。
自分の仕事の変りをやってもらえない仕事です。
体をつかうのではないので、重労働ではないのですが、頭を使うので、
ある意味見て分かってもらえる労働よりも、よほど辛く、私生活ぼろぼろ。
なので、書く気になれません。
書く日はひどいことばかりで、10年日記が、うらみつらみになっており、困っています。

ここのところは天気も悪く、米軍航空騒音もひどく、ここ三日は日中毎時のように飛んでおり、地震もさることながら、いろんな意味で怖い毎日です。
平和な毎日が一番と思います。そして、日々のことを温かい気持ちで
日記を書くのが楽しい毎日になりたい、本当にそう思います。
Commented by MARI at 2010-03-04 12:06 x
おはようございます。私自身子どもはいませんが、10才になる甥っ子がいます。親が甘やかしているせいか、おばあちゃんなどが少し注意すると“パパー、もう帰ろうーよー”と反省してない様子。これから先が心配ですので、たまにしか会わないですが、コミュニケーションをとって注意も受け入れもらえるよう頑張ります!
Commented by yu at 2010-03-04 14:00 x
いつもこちらのブログ、楽しみにしている一人です。今回の話は、個人的にとてもタイムリーだなあと思いました。

今月結婚するのですが、自分とは違う他人と、お互いの価値観の相違でぶつかることってありますよね。私も彼とはある問題の中で何度もぶつかり、でも決してあきらめようとはせずになんとか対処してきて最近ずいぶん落ち着いたところでした。
が、なんでそれなのにそんなことしちゃうの?
という行為を彼が行い…。あっちは全く悪気がないんですよね。それを懇々と、なぜ私が嫌なのか、一度前例を作るとそれが当たり前になっていくということなどを真剣に怒りながら説明すること半日。

子供もきっとそうなんでしょうけど、とにかく他人とのコミュニケーションって、自分の思いもよらない反応とのぶつかり合いの中から学んでいくんでしょうね。

人間って、違いがあって、その溝を埋めようとしてぶつかりお互いへとへとになったりもしますが、信頼できる相手と思える限りは誰とでも、真摯なコミュニケーションでいい関係を築くよう心がけなくては。
これからも楽しみにブログを拝見させていただきます。
お身体にご自愛くださいね。

Ciao,
Commented by にこにこ at 2010-03-04 14:15 x
共感しました。大人になっても必要なことですよね!私もスムーズに感情の表情ができるように気をつけたいと思います(#^.^#)
Commented by hiromi at 2010-03-04 23:09 x
幼児期にそういった言葉の表現の指導をしてもらえるのって素晴らしいですねぇ。
気持ちや関係性に悪意がないのに言葉で伝わらない&誤解されるって
悲しいですもんね。
まだピュアなころにそういった損失を防げることを学べたら可能性がどれだけひろがるか。

かくゆう私は大人になってから自分の言葉の裏に潜むもの(恐れとか思い込み)と格闘中です。
自分の本心を正直に言葉にするのって、意識して習いなおさないと中々スムーズにはいかないですね。マイキーくんと同じ段階かも(^^;)
Commented by tomosama at 2010-03-07 11:33 x
いつも子育てをで気がついたことや子どもたちの様子から子育てを本当に楽しんでいる原田さん。素敵です!!
子どもには本当に丁寧に対応してあげることって大切ですよね!
言葉の表現方法は特に。大人でもそうですが、言いかた表現の仕方で伝わり方が違いますものね。様子をよく見ていて、方法を伝えてくださる素晴らしい先生のいる学校似通えて心強いですね。子育て頑張ってください!!ブログ楽しみにしています‼!
Commented by Yummy at 2010-05-30 21:26 x
知的の障害児を見ていて、言葉で自分の気持ちや衝動を表現する大切さを日々感じています。それには日々の観察と教師としての経験と勘がベースになる訳なのですが、教えた後、上手く言葉で表現しているのを見るのは、教師冥利に尽きますね!
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